過払い金を請求するといくらくらい戻ってくるものなのか?

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過払金請求をすると、いくらくらい戻ってくるのか?

過去に払いすぎた利息があれば、過払金として返してもらうことができます。
では、実際にはいくら返ってくるのでしょうか。

 

 

これは過払金の金額によって、もちろん異なってきます。
ざっくりと、借りていた金額に、借りていた際の金利と、その際の利息制限法の上限金利を掛け合わせてみれば、返還される金額を算定することが出来ます。
仮に150万円を、25%の金利で3年間、借りていたとしましょう。利息制限法の上限金利はこの場合、15%になりますので、差の10%(25%-15%)が返してもらえる金利分になります。
150万円の10%は、1年で15万円、3年では45万円になります。

 

しかし、消費者金融との取引では、一定額を変わらず借り続ける、ということはあまりなく、途中で借り増したり、また返したり、しているはずです。
その計算については、専門家に依頼するのが一番間違いがありません。
ネットで多くの簡易計算用のシート等が公開されていますが、上記の試算と大差ないものであることがほとんどです。

 

それでも、このくらいは返してもらえそう、という見込みをある程度分かっておくべきかと思います。その理由は、過払金の請求をするには、通常はお金がかかる、からです。

 

過払金の請求を自分で行うのでなく、専門家(弁護士や司法書士)に依頼する場合、着手金が1業者に対して、数万円かかります。この費用が回収できないのでは、何のために、依頼するのか分からなくなってしまいます。
また、後から成功報酬として、回収した額の20%を請求される(実際には回収金から抜いて手元にお金が返ってくる)ことが多くあります。

 

専門家に過払いで請求できる金額を算定してもらった、あとは専門家に任せておけばその金額が回収されるか、というと、必ずしもそうでもありません。
実際に中小の消費者金融や商工ローンの業者は、資金繰りが厳しく、すぐには支払いができないケースもあります。場合によっては、減額や、返還の期間延長(3ヶ月に分割して返す、など)を依頼されるケースもあります。
裁判には時間とお金がかかるため、このような要請に応じることが合理的であることもあります。その場合には、更に回収金額は少なくなります。